知多半島 海沿い自転車ライディング

海を見ながら走る自転車コースとして好きなコースがある。

知多半島の坂井海水浴場近辺を出発して南下し、奥田、若松、野間、小野浦、内海（うつみ）を経て最終地点の山海（やまみ）海水浴場まで行くという片道約15キロのコース。
海沿いなのでアップダウンが少なく、必死でペダルをこぐ必要もなく適度な疲労感と達成感を味わえる。

坂井から野間までの護岸道路は、段差や砂や砂利の多い道もあり見落とすとパンクの危険性があるので、タイヤの細いロードバイクなどには不向きです。マウンテンバイクならいいでしょう。

さあ、準備が出来たら出発です。
まず坂井海水浴場の近くに小脇公園という公園があります。
駐車場（無料）が結構広いのでそこをベースに出発します。
坂道を下って右に曲がって道なりにまっすぐ登って森の中をまた下ると坂井に出れます（なんだその説明）
坂井から野間まではほぼ一直線に伸びており、車の心配なく護岸道路の上を走って行けます。

この辺りの海は遠浅で、干潮時を狙って行けば、200メートル先まで干潟になるので、その風景を見ながら走るのはとても楽しいです。
太平洋側の海は干満の差が激しく、特に伊勢湾や三河湾はこのような干潟が出る海が結構多いです。

奥田と若松の間には南知多ビーチランドがあります。

それを過ぎて若松、野間へと進みます。

また、歴史好きの方なら野間と聞くとピンとくるかも知れませんが、
都で平清盛に敗れ敗走した源義朝さん最後の地であり
野間大坊に義朝さんのお墓（胴塚）があります。時間があれば寄り道してみるのも良いかもしれません。
家臣の舅の家来に入浴中に丸腰で襲われたそうで、「せめて木刀の一本でもあれば」が最後の言葉だったようです。
さぞ無念だったでしょう。
なので木刀に似た木片をお供えするそうです（500円、消費税増税で値上がりしてるかも）
場所は分かりにくいです。野間保育所の近くです。

野間から小野浦までは一旦247号線に出る必要があります。歩道はどはないので、車には注意が必要です。
もしも小さいお子さん連れで行くなら、野間で引き返すか、車で行く連れの方がいれば、子供だけ車にピックアップしてもらうというのも一つの方法です。

灯台が見えると小野浦まで間近です。小野浦まで来ると、知多半島は手羽先のようにカクッと折れ曲がっており外海に面しているので、少し水質も変わるようです。
松林が綺麗で松林の下で休憩するのもいいかもしれません（私有地の場合もあるのでよく確認してね）

坂井から野間までは潮干狩り客が多いようですが、小野浦より南は純粋に海水浴客が多いようです。

さらに内海に向かいます。また一旦247号線に出る事になります。少し高い位置に道路が走っているので下に海を見ながら走ります。ガソリンスタンドが見えてくると内海は近いです。坂を下り右折すると内海千鳥ヶ浜海水浴場です。
内海は愛知県内で最大の海水浴行楽地です。
内海は大きな浜と南側に小さな浜がいくつかあります。
大きな浜には夏ならばたくさん売店も出ており食べ物を買うのもよいかもしれません。

さらに南に向かいます。小さな浜を抜けて再び247号線に出ます。
小さい浜から247号線に出るのに自転車かついで階段登ったような記憶がありますが定かではありません。

あとはひたすら走ります。波打ち際にドルフィンタワーが見えたら終点の山海海水浴場です。

Good Speed！

※詳細な地図は以下のサイトより。

愛知の海水浴場と温泉
http://aichi.umi-suki.com/

※この記事は以前、別のSNSで書いた記事のリメイクです。